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学校訪問記 vol. 22 群馬県甘楽町立小幡小学校

2010年11月10日(水) 群馬県甘楽町立小幡小学校

小幡小学校の生徒たち

空気がとても澄んでいるせいだろうか、青空は秋の陽射しの中でどこまでも高く青く、遠くに浮かぶ山の稜線が絵のようにくっきりと美しく見えた。今日、私たちが訪れた群馬県甘楽町立小幡小学校は、織田信長次男、信雄が城下町を築くにあたって最初に作った大名庭園、国名勝の一つである「楽山園」のすぐ傍にある生徒数220名の学校である。昔ながらの城下町の風情を大事に守っている甘楽町の町並みはしっとりと落ち着いていて、緑の多い自然環境の中で、子供たちもすくすくノビノビと育っているようだ。「うちの子供たちは ほんとに子供らしい子ばかりって言うか・・ほんと素直で」と少年のような瞳をしてニコニコ語る小井土良久校長先生。「こんな遠い所まで、本当に来てくださって!」と新聞記事を読んで心の宅急便にお声をかけてくださった青木いず美先生。この日は午前中、授業参観、午後、PTAセミナーとしての「心の宅急便」のスケジュール。広い校庭には保護者の車が何十台もぎっしりと駐車していた。「ここらは車がないと何処にも行けません」と教務主任の市川光早先生。保護者の教育に関する意識も高く、授業参観出席率は8割、「親子で参加」をうたった講演も6割が参加し、保護者用に用意した120席が満席だったそうだ。群馬県は最近他市で悲しいいじめ事件が起きた。子を持つ親なら誰しも「対岸の火事」ではいられない出来事だ。それだけにちょっとした何でもない出来事からいじめが始まること、いじめている自覚が無くとも、相手が傷ついて悲しい思いをしたら、それはいじめだと言うことを伝えたかった。一時間半の長い時間、しっかりと真剣に聴いてくれた子供たち、ありがとう!ハイタッチと握手を一杯くれてありがとう!色々と調整役をやってくださった近藤秀夫教頭先生、まるでスタッフのようにお手伝いくださった先生方、PTA役員の皆さん、ありがとうございました。



小幡小学校の皆さんと心の宅急便メンバー


                                                                                                                         
 
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