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学校訪問記 vol. 28 都立三鷹高校・中等教育学校PTA

10月22日(土) 都立三鷹高校・中等教育学校PTA



三鷹高校・中等教育学校の皆さんと

深大寺、神代植物公園などが近辺にある緑に囲まれた多摩地域にある都立三鷹高校・中等教育学校は男女共学校、公立ではまだ数少ない中高一貫校である。学力レベルの高い難関校として知られる都立三鷹高校に併設され開校したのは昨年4月。昨年度から校舎の立替工事中で現在中学生はグランドに建てられたプレハブ校舎で学んでいる。三学期には新しい校舎に移れるとか。生徒数は一学年160人(4クラス)二学年158人(4クラス)、まだ三年生はいない。生徒の自主性を重んじる校風が特徴の学校である。今回は二年生のPTA学年委員長である清水智子さんから“保護者対象の講演”を頼まれた。清水さんは三年前、杉並区小学校PTA連合協議会の講演をした際の役員の一人として知り合った。その時以来「杉並小P協役員7人衆」には「心の宅急便」活動をずっと応援して頂いている。清水さんからの講演テーマは「生きがい」だった。子育てが一段落した女性にとって、これからの将来をどう過ごすかは永遠の課題である。誰かさんの奥さんではなく、誰かさんのお母さんではなく、自分自身として、残された人生をどう過ごすか?どう輝くか?どう生きがいを探すか?私自身、40歳を前にした頃、砂漠で水を求めるように喉が渇いてもがき苦しんだ時間がある。そんな頃の話から、70歳から絵を描き始め、88歳から豆紙人形作家として人生の花を開かせた母の一生を語らせてもらった。「今が始まり、今日が始まり、今日を悔いなく生きれば何があっても怖くない」私自身が座右の銘としている母の言葉を伝えて終わらせてもらった。それにしても、三鷹高校・中等教育学校の一期生を中心としたPTAの皆さんのチームワークの良さと仲の良さは目をみはるものがあった。「和気あいあい」そんな言葉がぴったりの動きは、開校2年、全員で新しい学校を育てると言う目標に向かって一致団結し、自信と誇りを持って歩いているからだろうか?若くて素敵な勝嶋憲子副校長も保護者に溶け込んでパソコン操作を手伝ってくださり、とても温かい雰囲気だった。皆さん、また 機会があったらお会いしましょう!



講演風景



三鷹高校・中等教育学校正門
                                                                                                                         

 
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