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学校訪問記 vol. 29 神奈川県 座間市保育会

10月29日(土) 神奈川県 座間市保育会



座間市保育会の皆さんと

いつもいつも思う。天気がいいって、いいなあ・・!勿論、雨の日もなくっちゃあ困る。だけどずーっと晴れを更新している「心の宅急便」の記録は保持したい。だって心の宅急便は、涙じゃなくて明るい晴れた心を届ける講演だから。 今日も晴れ!それもピーカン!「座間市保育会の皆さん、コンニチワー!」と呼びかけたら 嬉しいことに「コンニチワー!」と120余名の座間市保育会、保育園長さんや保育士さん、そして職員の皆さんから子供のように素直な声が返ってきた。先週の三鷹高校・中等教育学校PTAの皆さんもそうだった。こんな些細なことがとても嬉しい。 10月の3週4週の心の宅急便は大人が対象だ。今日は「サニープレイス座間(総合福祉センター)」での講演。座間市保育会副会長・相武台保育園園長滝沢先生の挨拶から始まって、和やかな時間がスタートした。 3・11の大震災の後、麦っ子畑保育園園長・大島貴美子先生からこんな依頼を受けた。 「あの震災で子供たちの心が揺れています。恐ろしく無残な風景、悲しい出来事、見たくも無い映像がテレビから毎日のように流れ、不安と恐怖で眠れなくなる園児が増えています。そして、そんな子供たちを必死で守ろうと頑張っている保育士の皆さんも、心と体が 疲れきっています。ヒロコさん、大人たちの心も癒すお話をしてくださいますか?」 どうすれば大人の保育士さんたちの心を癒せるお話を届けられるだろう?そう思い悩んでいる私のもとへ、「つなみ」と言うユーチューブの動画がアメリカに住む姉から送られてきた。ノーベル賞作家のパールバックが60年も前に書いた珠玉の短編小説を基にして作られた作品だ。当時、日本に住んでいたパールバックは地震と津波を経験し、その体験を基にして書いたものが「つなみ」だった。その中には 今 私たち日本人が考えなければいけないこと、そして答えがあった。座間市保育会で 私はハープの音とともに「つなみ」を朗読した。そして、どんな悲惨な状況下でも強く明るく前向きに生きた母の人生を語らせてもらった。講演の準備やお片づけを手伝ってくださった保育会園長先生の皆さん、ありがとうございました。最初から最後まで、大島先生と共にお茶、お水、コーヒーとお世話くださった相模台東保育園長・伊藤先生、ありがとうございました。ややこしい段取りの照明を一言で飲み込んでセッテイングしてくださった3児のパパ保育士の大山先生、ありがとうございました。晴れのち晴れ!皆さん またお会いしましょう!                                                                                                                         

 
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