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学校訪問記 vol. 38  11月7日(水) 横浜市立瀬谷さくら小学校



チーム瀬谷さくら小学校PTAの皆さんと

紙人形展、雲日記の出版と続いていて、しばらく心の宅急便の活動はお休みをさせて頂いていました。久しぶりに再開した心の宅急便は「自分大すき 友だち大すき さくらの子」を標語にした横浜市立瀬谷さくら小学校です。 校長先生の八嶋真理子先生は、前任の川井小学校副校長先生時代に心の宅急便を二年続けて呼んでくださった方。心の宅急便のメッセージソング「あなたがいい」と「友だちにならない?」は、二年前、川井小学校の全校生徒による歌のビデオレターとして生まれ、 シアトルのイングルモア高校とスタンフォード小学校に贈られました。「あの真理子先生にお会いできる!」そんな懐かしく嬉しい気持ちで私たち「心の宅急便」のメンバー四人は家を出発しました。瀬谷さくら小学校の校章5枚の花びらは、「知」「徳」「体」「公」「開」からなる学校教育目標を意味しているそうです。重なる5枚の花びらは学校を支える5つの地域を、緑の葉はPTAと教職員を表しているそうです。小さな花は統合前の2つの学校を、中央の大きな花は新しい学校を表しています。それぞれの伝統を受け継ぎ、新しい学校を大きく発展させようという願いがこめられているそうです。校章の意味を実践するように、瀬谷さくら小学校のPTAの皆さんと地域と教職員の皆さん「チーム瀬谷さくら小学校」のなんとも言えないあったかいチームワークがとても素敵でした。 早朝7時20分、真っ先に素敵な笑顔で出迎えてくださった松田恵子副校長先生とPTAの皆さん、今回の講演のために大きなスポットライトをポンと二台寄付してくださった太田和男PTA会長、生徒の登下校を見守る、120人からなる地域の学援隊の皆さん、先生方とPTAの壁がなく、誰もが楽しそうに生き生きと動いていて、その中心に八嶋真理子先生がいる、そんな感じでした。 中でも忘れられない思い出となったのは、心の宅急便のメッセージソング「友だちにならない?」のCDをかけながらスクリーンの歌詞を朗読している時でした。背中から子供たちの歌声が小さく重なって聞こえるのです。一瞬、川井小学校の子供たちの歌のビデオレターにCDが切り替わったのかな・・?と思いましたが振り返る訳にもいかず・・・。 その理由は講演が終わった時に分かりました。音楽の河村愛弓先生が壇上に出てきて ピアノを弾き始めると、子供たちが一斉に「友だちにならない?」を歌いだしたのです。 今度は力強く、大きな声で! 私へのサプライズに八嶋先生が計画してくださったのだと後でお聞きしました。 何ヶ月も前から、河村先生が朝練の特別子供合唱クラスに教えてデモテープを作り、それを各クラスの先生方のご協力を得て、全校生徒の朝の時間と音楽の時間、子供達に教えてくださったとか。胸が熱くなり、涙がこぼれ落ちそうでした。 照明、音声、CD、舞台の飾りつけ、何から何までやってくださったPTAの皆さん、ありがとうございました。プロジェクターの作業などをお手伝いくださった諏訪先生、ありがとうございました。そして瀬谷さくら小学校の生徒の皆さん、みんなの歌声は一生忘れません。



瀬谷さくら小学校



校章


楽しい飾りつけ



瀬谷さくら小学校の先生方と
           
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