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♪ 緑あふれる 丘の上
さくらつつじに 囲まれて ♪
と、校歌にもあるように 住宅地の小高い丘の上に位置する日限山小学校は 晴れた日には学校から富士山がよく見えるそうだ。 |

日限山小学校全景 |

日限山小学校の先生方と |
「ワー!久しぶりーー!!会いたかったー!」
体育館前で出迎えて下さったとたん互いに抱きついて再会の喜びを噛みしめたのは日限山小学校の長谷川利恵校長先生。長谷川先生の前々任校「希望が丘小学校」の心の宅急便でお会いしてから、もう四年の歳月が経つ。
スケジュールなどを電話でお話したお声のイメージ通りおおらかな小坂佳副校長先生、人権担当で丁寧なメールを送って下さった府川祐子先生、ニコニコ笑顔で準備のお手伝いをして下さった教務主任の光久深雪先生。
皆さん、なんだか初めてお会いした感じがしない。長谷川先生のあったかカラーが行き渡っているせいだろうか?
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20年前は生徒数が2000人を超えるときもあった 日限山小学校は現在525人。今年が40周年になる。 右の写真は創立40周年キャラクターの「ひぎりん」
これは全校児童の応募作品から4年生の福井希和さんが 選ばれた。
「525人 一人一人が大切!」
と低学年、高学年の 講演前に長谷川先生が繰り返し語っていた。 |

校庭に人文字で描いたひぎりん(航空写真) |
低学年 「小さな生命のテーマ」
低学年の準備中、小坂副校長先生が熱いお茶を四人分、体育館まで運んで下さった。喉がカラカラで「何か水分が欲しい」と思った心の声が届いたかのようなタイミングでした。ありがとうございました。
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高学年 「いじめをテーマ」

朗読 「あなたがいい」 |

朗読 「天使になったシュクちゃん」 |

低学年の感想と花束贈呈 |

高学年の感想と花束贈呈 |
日限山小学校の生徒達は「とっても素直で人懐こいんですよ」と長谷川先生が言う通り、目が合ったとたんに「コンニチワ」の嵐。講演後の豆紙人形鑑賞の時間も「目鼻が描いてなくてのっぺりしてても、表情があるね」とか「裏側から見ても動きがあって面白い」とか「かまくら」を見て「雪見大福みたいだー!あんこが入ってたらいいのになあ」などと
可愛い意見を沢山言ってくれた。 |

豆紙人形展示風景 |

給食の傍らに歓迎のネームプレート |
感激したのは校長室でのお給食の時間。テーブルにおかれた四人分の給食の前に、一人一人の名前が
書かれた歓迎のネームプレートが置かれていた。
個別支援級の子供達が作ってくれたネームプレートだそうだ。折り紙が得意な児童がハートの形を作って左上に飾ってくれている。
「子供たちが一生懸命作ったんですよ」「今日、シュクちゃんのお話を聞いて、初めて感想文を書いてくれた子がいました」と個別支援担任の府川先生。嬉しくて、思わず胸が熱くなる。
今年最後の「心の宅急便」、寒いけれど気持ちのいい青空の下、子供たちからもらった宝物「歓迎プレート」と花束を抱いて私たちはあったかーい気持ちで家路に向かった。
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